カイヤン雑記帳

カイヤンがやったことを書いておいたり、ぼやきたいことを書き込んだりする場所

パタパタとしていた1か月少々(IBIS2016参加記録を含む)

おはようございますまたはこんにちはまたはこんばんは。 カイヤンです。

37日ほどブログを放置していたみたいです。でも元気です。たぶん。

ここ1か月であったことをいくつか。

学会参加

まず11月中旬、16-18日の間、学会に参加していました。 情報論的学習理論ワークショップIBISの第19回(IBIS2016)です。

特定防止のため私が何をしたかは書きませんが、どんな感じだったかをざっくばらんに書きます。

研究室の先輩いわく、去年のIBIS2015は「ほげほげという機械学習の手法でふがふがやってみた」系の応用的・実装重視よりのポスター発表が多かったようです。 それに対し今年は「ぽよぽよという手法は理論保証がなかったので保証した」とか「ぴよぴよの理論は未解明だったので解明した」という基礎的・理論重視よりの発表が多めでした。もちろん理論系の発表は去年だけでなく昔からあったのですが、今年はより理論が多めでした。 ※あくまで私信です。私は確認していません。しかし私も理論研究は十分されていると感じました。

数年前から人工知能ブームで今年は特に火が付いているようですが、ブームが去った後の閑古鳥が鳴くさまは悲しいものです。そこで本学会では「ブームを乗り越える」をテーマとしていました。通常の講演や招待講演も、現在できること現在できないこと、そしてこれからしなければならないことという、機械学習分野が衰退しないためのモノが多く感じました。今これだけのことができるんだぜドヤァという方向ではなく、です。そう考えると、ポスター発表で理論よりが多めであったのも「ブームを乗り越える」ための方向性があったのかもしれません。

これは招待講演でも指摘されていたことですが、機械学習分野は外の分野の人から見るとブラックボックスが非常に多いように見えがちかもしれません。 しかし最近は理論面もより充実しつつあるようです。 あまりに巨大なブームが来ると畑が荒らされかねないので個人的にはもう少し静かに長続きであってほしいと思うのですが、ブームが去るのはともかくとしても機械学習分野が衰退するということは極めて考えにくいと思います。また、機械学習分野を始めとするデータサイエンス系はブラックボックスまみれでサイエンスとは呼べない、理論的なことは行われていないというのは非常に大きな間違いであるとも思います。IBIS以外にも様々な学会がありますし電子情報通信学会の出すもの以外にもたくさんの論文誌がありますが、理論研究もつい最近だけでなく昔(それこそ近年のブームが来る前)から盛んにおこなわれています。 この辺については12月8日にサークルのアドベントカレンダーとしてもう少し書くかもしれません。

なお、講演については、一部非公開にするよう発表者の方が要請されたためまとめられていないものもありますが、しましま様というIBISに全て参加されている大学の先生が講演内容をこちらにまとめられています。 しましま/IBIS2016 - 機械学習の「朱鷺の杜Wiki」 またポスター発表に関してはそのプレビューが1枚のスライドの形で公式サイトで公開されています。他にもアブストラクトも載っています。 テクニカルトラック(テクニカルレポートも提出される発表)の技報はまだオンラインで見ることはできないようですが、数年前のそれが見れるようなので今後公開されると予想されます。

その他

学会以外がその他ってなんやねんという感じですが、ほんとに学会くらいしかセクションを立てるレベルのことをやれていないので……w

就活とか課題とかがあり、さらに学会発表した内容をさらに発展させるという研究も進めていると意外とブログ執筆時間というのは取れないのかもしれないと。

まあ余暇にTwitterとゲームをしているせいなんですけどね←進捗及びアウトプットをしろ。

アウトプットと言えば、ゆめにっき読書の秋にギリギリで考察文を提出もしました。採録されるかはわかりませんが……。その節は関係者の皆様にはご迷惑をおかけしました。担当者様には直接Twitterにて謝罪させていただきましたが、この場を借りて改めて謝罪させていただきとうございます。申し訳ありませんでした。 ちなみに内容は数学っぽいナニカを持ち込んだ感じです。

終わりに

すごく久々の更新になってしまいました。もうちょっと何か書き続ける習慣を付け直したいところです。 今日中に書くかはわかりませんが、12月1日に再開した測度論ゼミについてのまとめもまたしたいなあと思っています。

ではでは。